突然怒りが涙に変わる瞬間が嫌いです。
あなたと一緒に楽しんでいる人を愛するよりも、あなたなしで本当に苦しんでいる人を愛してください。なぜなら、愛の痛みは決して明確にできないからです。
大事なことほど、他人に相談しちゃだめ。「自分で選ぶこと」から逃げちゃいけない。「自分で決めたこと」だから、大変でも頑張れる。どんな生き方であれ、「自分で人生を選んでいる」という潔い感覚こそが、カッコよく生きる根本になる。
なんとなく暮らしやすくなった、みたいに思うかもしれない。だけど、そういう暮らしやすさに妥協して、本当に大切なもの、失くしちゃいけないものを、失っていく怖さみたいなものを、僕はいつも感じている。
常識とは十八歳までに身につけた、偏見のコレクションのことをいう。
息子は妻をめとるまでは息子である。しかし娘は一生涯娘である。
人生で絶対に手に入らない物とは、何も与えないで手に入れられる物です。
人間は事実に反することを想像してもよいが、事実しか理解することはできない。事実に反することを理解したとしたも、その理解は間違っている。
夢見ることができれば、それは実現できる。
たいていの人は何か良いものには感動します。しかし、それが芸術家たる資質ではありません。芸術家は火のように燃えています。泣くことなどしません。
美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ。
この国民にして、この政府あり。
人は何を語るか、だけではなく。「何を語らないか」でも判断される。
世のすべての人からけなされても落ち込まず、すべての人から褒められてもうぬぼれるな。
精神的なスランプからは、なかなか抜け出すことができない。根本的な原因は、食事や睡眠のような基本的なことにあるのに、それ以外のところから原因を探してしまうんだ。
完全な男を求めるのは、身の程知らず。自分に欠点があるように、相手にも欠点がある。傷つくことを恐れず、当たって砕けろ。
学問の本趣意は、読書に非ず、精神の働きに在り。
人間は、自らの行動の中で、自らを定義する。
高慢は衣食住に必要なすべてのものよりも高くつく。
教育のない天才は、鉱山の中に埋まっている銀のようなものだ。
今は終わりではない。これは終わりの始まりですらない。しかしあるいは、始まりの終わりかもしれない。
私は犬に対して、昔から揺るぎない愛着を持っている。犬が好きな理由は、彼らは私のすることをいつも許してくれるからである。
およそ「自分ほど苦労した者はありません」などと自ら云える人の苦労と称するものなどは、十中の十までが、ほんとの苦労であったためしはない。
愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。
決して落胆しないこと。それが将軍としての第一の素質である。
世の中にはね、思い通りになってくれない相手の方が多いんだよ。おべっかばかりを使って友達になろうとするやつも同じくらい多い。僕はそんなやつは大嫌いさ。
本当の気品というものは、真黒いどっしりした大きい岩に白菊一輪だ。
親が無くても子は育つ、という。私の場合、親が有るから子は育たぬのだ。
熱意なしに偉大なことがやり遂げられたためしはない。
私個人は多年人に噛みつかれることになれているので、経験からこう言いたいと思います。たとえ人の反対を受けても、自分の声がかき消されるなどという心配はさらさらない。ただ焦ってはいけない。つねに行動を続け、時に語り合うこと。そうすれば、われわれの考え方に賛成する人がしまいには結構たくさん出てきます。