「優れた芸術家はまねをし、偉大な芸術家は盗む」とピカソは言った。だからすごいと思ってきたさまざまなアイデアをいつも盗んできた。
あなたがテレビのスイッチをオンにするのは、あなたが自分の脳のスイッチをオフにしたいからだと思います。それに対してコンピュータで仕事をするのは、脳のスイッチをオンにしたいときではないでしょうか。
最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。
最善とは言えない状況でやった仕事に、いちばん誇りを感じる。
安全にやろうと思うのは、一番危険な落とし穴なんだ。
我慢さえできれば、うまくいったも同然なんだ。
君ができないって言うんなら、誰か別の人を探さなくちゃ。
危機に直面すると、ものごとがよく見えてくる。
過去ばかり振り向いていたらのではダメだ。自分がこれまで何をして、これまでに誰だったのかを受け止めた上で、それを捨てればいい。
歳をとればとるほど、動機こそが大切だという核心が深まる。
人は、生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬんだ。ずっとそうだ。
『iMac』は1,299ドルだが、来年の新しいコンピューターだ。昨年のコンピューターを999ドルで売るのとはわけが違う。
アップルがやらないと、どこもやらない。だから僕はここにいるんだ。
イノベーションの出どころは、夜の10時半に新しいアイデアが浮かんだからと電話をし合ったりする社員たちだ。
仕事はチームスポーツなんだ。
仕様に関するリストだけでなく、夢のリストの提出もお願いした。
私は才能をバックアップする。
週90時間、喜んで働こう。
重要な仕事を与えてやることが大事なんだ。朝食のシリアルをつくるみたいな仕事じゃなくてね。
水道からはいくらでもタダの水が出るけど、みんな金を出してミネラルウォーターを買ってるじゃないか。
私はアップルの経営を上手くやるために仕事をしているわけではない。最高のコンピュータを作るために仕事をしているのだ。
結果の平等はともかく、機会というものは誰にでも平等であると固く信じている。
仏教には「初心」という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ。
旅の過程にこそ価値がある。
その瞬間、人生で最もすばらしい体験を放棄しているかもしれない。
どんなマーケティングでも、駄作をヒットさせることはできない。
ベルは、電話を発明する前に市場調査などしたか?
偉大な製品は、情熱的な人々からしか生まれない。
手加減して人を扱うことではなく、人を育て上げることが私の仕事だ。
即戦力になるような人材なんて存在しない。だから育てるんだ。
夢を実現できるか否かは、途中で諦めるかどうかにかかっています。必要なのは強い情熱なんです。
大事なのは技術ではなく、それを使って何を生み出すことが出来るかだ。
アップルは他社からの難民で成り立ってる。ものすごく頭がいいんだが、他社ではトラブルの種になるような連中ばかりなのさ。
アップル社には、きわめて大きな資産があるが、ある程度手をかけてやらなければ、会社はたぶん、たぶん・・・ 適切な言葉を探しているんだ・・・ たぶん、死んでしまうだろう。
僕のいちばんの貢献は、本当にいいもの以外にはつねに口を出し続けたことだ。
デザインとは、単なる視覚や感覚のことではない。デザインとは、どうやって動くかだ。
何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。
終着点は重要じゃない。旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ。
人となりは、その人のヒーローが誰かでだいたいわかる。
我々は自らのビジョンに賭けているんだ。そうする方が横並びの製品をつくるよりいいと思っている。そういうものは他社に任せるよ。我々にとっていつも大事なのは次の夢なんだ。
次にどんな夢を描けるか、それがいつも重要だ。
卓上計算機しか使ったことがない人にマッキントッシュがどういうものか尋ねても、答えられなかったでしょう。それについて消費者調査をするのは無理です。とにかくつくってみんなに見せ、どう思う?と聞くしかありません。
優れた人材には、束ねる重力のようなのもが必要だ。
あなたと僕は未来をつくるんです。
オーケー、誰も助けてくれないなら、自分たちでやるまでだ。
いまはまたリスクが溢れている。これはとてもいいことだ。そのリスクを覗いて向こう側を見てみると、なんだか大きく化けそうだと思えてくる。
ピンチの時には身近にいる社員を総動員して、彼らを信じるんだ。
マイクロソフト社がマックをコピーすることに長けていたわけではない。マックが10年もの間コピーしやすい製品だっただけだ。それはアップル社の問題だ。独自性は消えてしまった。
昔を振り返るのはここでやめにしよう。大切なのは明日何が起きるかだ。
優秀だと聞いていたが、ガラクタばかりつくっていたな。僕のところで働けよ。
前進し続けられたのは、自分がやることを愛していたからだ。
アップルとは、既成概念の外で思考できる人々のことだ。
テレビを観るのは、自分の脳のスイッチをオフにするためであり、コンピュータで仕事をするのは、脳のスイッチをオンにしたいときでしょう。
知ってると思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。そしてその人間の経験と知識の泉に何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です。
ある期間、完全に失敗だと言われ続けることになる。
インターネットは驚異的だが感動を呼び起こすことはない。感動的なことをコンピューターで実現したいのだ。
コンピュータに進んだのは、やってる人がほとんどいない領域だったからだ。
すぐれた仕事ができないのは、そう期待されていないからだ。
ベストを尽くして失敗したら、ベストを尽くしたってことさ。
何が起こるかをぴたりと当てることはできない。しかし、どこへ向かっているかを感じることはできる。
改革はトップから始めなければだめだ。
混乱して方向を変えれば多くの壁に衝突することになる。
イノベーションは、研究開発費の額とは関係がない。アップル社がマックを開発したとき、米IBM社は少なくとも私たちの100倍の金額を研究開発に投じていた。大事なのは金ではない。抱えている人材を、いかに導いていくか、どれだけ目標を理解しているかが重要だ。
お金は損するかもしれないけど、自分の会社が持てる一生に一度のチャンスだ。
たいていの人ならあきらめそうな、つらい時期が何度も訪れる。
インターネットやパソコンは、知識や情報を伝えることに偏っている。私はパソコンを人間性溢れる存在にし、人々が自分の感情を、より豊かに表現する手伝いをしたい。
研究費の多寡など、改革とは関係ない。
私たちのゴールは、いついつまでにではない。最良の製品を生み出すのがゴールなのだ。
もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?
私は、本当に好きな物事しか続けられないと確信している。何が好きなのかを探しなさい。あなたの仕事にも、恋人にも。
重要なことに集中する唯一の方法は「ノー」と言うことだ。
未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。
1年で2億5000万ドルも失ったのは、知っている限りでは私だけだ。人格形成に大きな影響を与える出来事だった。
シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしいときがある。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。だが、それだけの価値はある。なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ。
フォーカスグループによって製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。
墓場で一番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。
アップル社再建の妙薬は、費用を削減することではない。現在の苦境から抜け出す斬新な方法を編み出すことだ。
すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。
顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。
ハングリーであれ。愚か者であれ。
私は持っているテクノロジーをすべて引き替えにしても、ソクラテスとの午後のひとときを選ぶね。
自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法です。
量より質が重要だ。2本の二塁打より、1本のホームランのほうがずっといい。
革新的なことをしていると、たまに過ちを犯す。一番良いのは、すぐその過ちを認めて、次の革新を急ぐことだ。
イノベーションは、誰がリーダーで誰がフォロワーかをはっきりさせる。
残りの人生も砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか?
あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。
自身がクオリティの判断基準となれ。中には高い質を求められる環境に慣れていないものもいる。
我々がすることと同じくらい、我々がしないことを私は誇りに思う。
当時は分からなかったが、アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後に分かった。成功者であることの重さが、再び創始者になることの身軽さに置き換わったのだ。何事につけても不確かさは増したが、私は解放され、人生の中で最も創造的な時期を迎えた。
毎日を人生最後の日だと思って生きれば、いつか必ずその日は来るだろう。
海軍に入るくらいなら、海賊になったほうがいい。
消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではいけない。完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう。
キャリアではない。私の人生なんだ。
この地上で過ごせる時間には限りがあります。本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。
一つのことを、一生やり続けられると確信する日がくる。
方向を間違えたり、やり過ぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でも何でもない」1,000のことに「ノー」と言う必要がある。
僕は三十歳、まだまだ成し遂げたいことがある。
ユーザーはごまかせません。
偉大な大工は、誰も見ないからといって、床裏にひどい木材を使ったりはしない。