必要なのは才能じゃない。練習、練習、練習、それだけだ。
立派なジャズを演奏するには、実際の生活や経験を通じてはじめて身につく、人生に対する理解とか感情といったものが必要なんだ。
オレの未来は、毎朝起きた時にはじまる。
明日に向かって何もしないなんて、オレには耐えられない。
自分の手の内を一通り出してしまったら、今度は違うことをやれ。
失敗を恐れるな。失敗なんてないんだ。
いちばん大切なのは、自分だけのサウンドだ。それがない限り、どんなメロディを演奏しても意味がない。
オレにとって、音楽も人生もスタイルがすべてだ。
伝説というのは、過去の業績にしがみついている老人のことだろ。オレは今でも現役だ。
どんな種類であれ、いい音楽はいい。
同じところなんかにずっといたくない。クリエイティブなことができないなら、死んだ方がましだ。生きてる意味がないじゃないか。
終わってしまう前に、終われ。
オレは、楽な生き方には興味はない。
音楽は、それだけで何かを語るものだ。
その時に起こりつつあることに対して、オープンじゃないといけない。
まずは教えてやることだ。今度は、それが自分に返ってくる。
試練はいつだってオレを10倍強力にするからな。チャレンジするのは大好きだ。
時代は変わったんだよ。やりたいようにやっていい。
オレは、地球上で最高のサウンドは人間の声だと思っている。だからシンガーが歌うようにトランペットを吹いている。
規則どおりにやってうまくいかなければ、規則を破ることだって平気でやった。
音楽における自由というのは、自分の好みや気持ちに合わせて、規則を破れるように規則を知っている能力だ。
そこにあるものではなく、ないものをプレイするんだ。知っていることではなく、知らないことをやる。変化しなければいけない。それは呪いのようなものだ。
誰だって、いつもと違うことをやらなければならない状況に置かれたら、特別な考え方をしなきゃならない。もっと想像力を働かせ、創造的にも革新的にもなって、冒険をしなきゃならない。
すべて学び、そして忘れろ。
自分は自分のやり方でやらないと。誰のコピーもしちゃいけない。
毎日一歩ずつ前進するように、がんばり続けるだけだ。そうだ一歩ずつだ。
ふり返るな。謝るな。説明するな。同じことを繰り返すな。
先に演奏するぞ、曲名はあとで教える。
すべてが目標に向かっての勉強なんだと自分に言い聞かせていた。
ジャンルというヤツは嫌いだ。そんなもの、音楽には関係ないだろう。
他人が何か言ってきても、重要なことでなければ、「勝手にしやがれ」と言うことにした。それからというもの、オレの人生はスムーズに転がりはじめたんだ。
音楽は何より雄弁に物語っている。言葉や説明はいらない。そんなもので補足しなけりゃいけない音楽なんてオレには意味がない。
何かがおかしくなりはじめた時に指摘してくれる人間を人生で一人でも見つけられれば、とても幸運だ。
それがどうした?
人生は変化であり、挑戦だ。
相手の音楽を理解するっていうのは、その人間を理解するってことじゃないか。肌の色なんて関係ない。
自分が重要と思わない限り、他人がどう思おうとオレには関係ない。
オレみたいに何か新しいことをやろうとする人間は、無視されるリスクをいつも背負っているんだ。
グループを作る場合は、いろいろな人間を混ぜないと駄目だ。持ち味ってもんが違うからな。
人間だったら自分の気持ちに正直に生きるべきだ。好きなら好きと言えばいい。気に食わないのなら、そう言えばいいんだ。オレは妥協も我慢もしない。
偉大なバンドを作り上げるためには、全員の犠牲が必要で、それなしじゃ何も起こらない。
オレは現状に甘んじる人間は好きじゃない。常に前進し、変化を求める人間が好きだ。
自分自身の何かを創造している時は、限界なんてない。
すべての芸術的表現における創造性や才能には、年齢なんてないんだ。年季はなんの助けにもならない。
音楽は競争じゃない。協調だ。一緒に演奏して、互いに作り上げていくものなんだ。
あいつみたいになる。あいつよりうまくなってやる。なんてそんなことに囚われてはいけない。
マイルス・デイヴィスはブーイングを浴びた。ハンク・ウィリアムズはブーイングを浴びた。ストラヴィンスキーもブーイングを浴びた。君もたまにブーイングを浴びないと何者でもなくなる。