水木しげるの名言集|世界の有名人たちの名言集

我を忘れて没頭できること、本気で夢中になれることなら、どんなにアホなことでもいい。周囲の目や批判を気にして「世間のルール」に合わせようなどとしてはいけない。世間の常識から外れたことをすると、つらい目に遭ったり、恥ずかしい思いをすることもあるだろう。でも、それは甘んじて受ける。忍耐もする。何しろ好きなことをやっているんだから。それが楽しければ、世間との食い違いが起きても慌てず騒がず、ひたすら自分の道を進めていけばいい。ばく進あるのみです。

水木しげるの名言

私が40歳を過ぎてようやく売れだしたころ、手塚(治虫)さんはすでに押しも押されもせぬ漫画界の重鎮で、スーパースターだった。だから、そのころの手塚さんは売りだしたばかりの中年漫画家のことなんかあまり意識していなかっただろう。だが、私は手塚さんを「ライバル」だと思ってやってきた。

水木しげるの名言

若いときは怠けては駄目です!でも、中年を過ぎたら愉快に怠けるクセをつけるべきです。なんとか食えるようになってから、連載の本数を減らして、世界中の楽園や妖怪の棲み処(すみか)を訪ねる世界妖怪紀行を始めました。いままでに78回も世界中を旅していて、これが私の最大の怠け術です。ときどき怠けることは生きていくうえで大切なことです。そして、仕事でも役立つのです。

水木しげるの名言

私の職業である漫画家は、売れなければ終わりの冷酷な世界です。なんとか売れるようになった後も、ヒット作を捻り出し、マネーを獲得しないと食っていけない。普通の心臓ではもちません。よほど好きでないと務まりませんよ、ホントに。

水木しげるの名言

不幸な顔をした人たちは、「成功しなかったら、人生はおしまい」と決め込んでいるのかもしれないね。成功しなくてもいいんです。全身全霊で打込めることを探しなさい。

水木しげるの名言

古今東西の「あの世」のことを調べていて、気づいたことがあります。それは、地獄の様子は場所とか民族とかによって様々異なっていて、それぞれ迫力と現実感に満ちているのに対し、天国の方は世界中ほとんど同じだということです。実に単純なんだ――天国には美しい川が流れ、薄物をまとった美女がいて、美味しそうな食べ物が溢れている。環境が悪くなったのに目をつぶれば、まさに長い不況で暗く沈んだいまの日本こそ天国じゃないですか。それなのに現代人たちは、悲壮な顔をしてあくせく働いています。

水木しげるの名言

打込めることを真剣に探そうとすると真面目な人たちには、案外それが見つからないものです。見つけるにはコツがある。簡単なことです。好奇心を大事にすればいい。好奇心が湧き起こったら、とことん熱中してみる。これが近道であります。そうすると、「しないではいられないこと」が姿を現してくる。それでも、姿を現さないなら、ベビイ(子供)のころを思い出してみなさい。無我夢中で遊びや趣味に没頭したころを思い浮かべてみるのです。

水木しげるの名言

私が幸福だと言われるのは、長生きして、勲章をもらって、エラクなったからではありません。好きな道で60年以上も奮闘して、ついに食いきったからです。ノーベル賞をもらうより、そのことの方が幸せと言えるでしょう。

水木しげるの名言

私が漫画で食えるようになったのは40歳を超えてから。ベビイ(子供)のころから憧れていた絵で食う暮らしにたどり着き、命の次に大切な眠りすら削って、うんと頭を絞って、漫画に噛り付いてきた。

水木しげるの名言

悲壮な顔をした人たちは、成功や栄誉や勝ち負けにこだわってばかりで、仕事でも趣味でも恋愛でも、熱中することを忘れてしまったんじゃないですか!好きなことに没頭する、そのこと自体が幸せなはずなのに……。もちろん、成功することに越したことはないが、成功できるかどうかは時の運です。

水木しげるの名言

同業者の家に行くと、本なんか一冊もない人たちが少なくありませんでした。面白おかしく、楽しみながら好きな漫画を描いて、楽して暮らしたいという人たちです。そういう人たちは、ほとんどが消えてしまいました。たぶん、「好き」のパワーが弱かったのでしょう。

水木しげるの名言

私には驚く力が常人の十倍ぐらいありました。81歳を超えたいまでも、「フハッ!」と驚くことが1日に何度もあるのです。こうした能力は勉強しても伸びない。才能なんです。

水木しげるの名言

まだ現役の漫画家である。バリバリとまではいかないが、ぼちぼちと仕事をしている。創作意欲とか、何を描きたいとか、そういう次元を超越してしまって、無意識のうちに描いている気がする。妖怪か背後霊のようなものが私にとりついて、描け描けと背中を押しているのかもしれないと思うほどだ。70歳をすぎたら悠悠自適でのんびり暮らす予定だったのに、いまでも結構忙しいのは、やはり憑き物が憑いているとしか思えない。でも、それは苦痛ではなく、幸いなことに楽しく、充実感があって愉快なのである。

水木しげるの名言

熱中する能力、いわば「好き」の力ほど、人生を生きていくうえで大事なものはないような気がする。

水木しげるの名言

強いだけ、威張るだけではガキ大将の座は安泰ではない。ある程度みんなの自由を認め、楽しく愉快に遊ばせる知恵や工夫がないと、人心を掌握できない。それができると、まとまりができて、合戦などのときに強みを発揮する。

水木しげるの名言

私は「奇人は貴人」だと考えているから、漫画にも大勢の奇人変人を描いています。こうした人たちには、好奇心の塊のような、我が道を狂信的なまでに追求している人が多い。つまり、誰が何と言おうと、強い気持ちで、我がままに自分の楽しみを追い求めているのです。だから幸せなのです。さあ、あなたも奇人変人になりなさい。

水木しげるの名言

絵が上手いとか、駆けっこが速いとか、泳ぎが上手いとか、勉強が駄目でもいいところを見つけて褒めてくれたり、伸ばそうとして励ましてくれたり、思えば優れた教師たちがいました。

水木しげるの名言

栄光や評価など求めず、大好きなことに熱中する。それ自体が喜びであり、幸せなんです。私の場合、それは漫画を描くことだった。その行為が金銭的に報われるほうがいいに決まっているが、結果の良し悪しには運が付きまとう。

水木しげるの名言

幸福を手に入れるのは実に大変だが、しかし大切なのはその人の生き方次第というわけです。

水木しげるの名言

他人の思惑などに振り回されず、自分のやりたいように生きる。外の世界にいちいち対応せず、自分の世界の流儀でやればいい。

水木しげるの名言

幸福の七ヶ条

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。

水木しげるの名言

世の常識を授けてくれる学校は大事な場所だ。しかし、学校の成績は下がるかもしれないけれども、興味を持ったり、心を動かされたりしたことは、周りからどんなにくだらないと言われても、とことん突き詰めるのは本当にいいことだ。

水木しげるの名言

アホなベビイ(子供)という評判は気にならんかったのです。私は世の中の法律とは別の法律にのっとって生きてたわけです。

水木しげるの名言

我が人生は半分寝ぼけたようなことの繰り返しで、パッとした出来事や思い出はあまりない。うまい話や儲け話とも縁が薄かった。それでも、自分がつくったルールに忠実に、マイペースで生きてきた。でこぼこ道や回り道が多かったものの、画業という好きな道を半世紀以上にわたってずっと歩いてくることができた。その意味では、とても幸せな人生なのかもしれない。

水木しげるの名言

好きなことにのめり込み、才能が開花してどんどん伸びたとする。でも、食べていくのは大変だ。なかなか儲かるもんじゃない。努力に見合うマネーはなかなか得られないもんです。だからといって、絶望したり、悲観したり、愚痴をこぼしてはいけない。ただただ、努力するのです。なにしろ、好きな道なんだから。

水木しげるの名言

筋を考えるのが漫画家の生命線です。私ははっきり言ってその努力は惜しみませんでした。いまでも続けている。なにしろ、漫画が好きだからね。私が売れなかった時代でも、原稿料の半分は、漫画の筋を考えるのに役立ちそうな本とか、妖怪の作画のための資料とかを買い込むのに使っていました。食べ物を買う金も満足に残らなかったが、それだけ「好き」の力が強かったのです。

水木しげるの名言

ベビイ(子供)のころは誰もが好きなことに没頭して生きていたはずだ。人間は好きなこと、すなわち「しないではいられないこと」をするために生まれてきたんです。初心にかえって、仕事に改めて喜びを見出すのもいいし、ずっとやりたかったのに我慢していた趣味をやってみるのもいい。

水木しげるの名言

ある人が、「水木さんは奇人変人のタイカ(大家)だ」と言ってくれたが、実際、私が長年にわたって古今東西の奇人変人を研究した結果、彼らには幸福な人が多いことがわかった。

水木しげるの名言

私は片腕がなくても他人の3倍は仕事をしてきた。もし両腕があったら、他人の6倍は働けただろう。命を失うより片腕をなくしても生きている方が価値がある。

水木しげるの名言

私は得な性分で、つらかったことは忘れ、楽しかったことだけを覚えている。

水木しげるの名言

「楽をして、ぐうたらに生きる」が私の座右の銘で、60歳を超えてから何度も南洋の村に永住しようと本気で考えた。だがその都度、妻子の猛反対にあって断念した。世俗の仕事に追いまくられ、「人生思い通りには運ばない」とボヤいていたが、このごろは生涯現役も悪くはないのかなあという心境になってきた。どうやら、勤勉な妖怪が私に乗り移っているらしく、死ぬまで忙しそうだ。

水木しげるの名言

カテゴリ

人名検索

文学家

芥川龍之介
スタンダール
オスカー・ワイルド
フランツ・カフカ
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
サマセット・モーム
サン=テグジュペリ
ウィリアム・シェイクスピア
ジョージ・エリオット
瀬戸内寂聴
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
太宰治
アントン・チェーホフ
フョードル・ドストエフスキー
トーベ・ヤンソン
レフ・トルストイ
夏目漱石
バーナード・ショー
アーネスト・ヘミングウェイ
マーク・トウェイン
武者小路実篤
村上春樹
ロバート・フロスト
魯迅
ヘルマン・ヘッセ
ロマン・ロラン
フリードリヒ・フォン・シラー
吉川英治
シャルル・ボードレール
ヴィクトル・ユーゴー
ミゲル・デ・セルバンテス
マルセル・プルースト
リチャード・バック
ルイス・キャロル
イワン・ツルゲーネフ
アルベール・カミュ
ジョン・ミルトン
オノレ・ド・バルザック
石川啄木
小泉八雲

政治家・指導者

マハトマ・ガンディー
キング牧師
ジョージ・ワシントン
ジョン・F・ケネディ
ウィンストン・チャーチル
ネルソン・マンデラ
ベンジャミン・フランクリン
マルコム・X
マーガレット・サッチャー
エイブラハム・リンカーン
トーマス・ジェファーソン
ベンジャミン・ディズレーリ

哲学者・思想家

アリストテレス
ラルフ・ワルド・エマーソン
イマヌエル・カント
マルクス・トゥッリウス・キケロ
孔子
ソクラテス
中村天風
フリードリヒ・ニーチェ
プラトン
フランシス・ベーコン
シャルル・ド・モンテスキュー
ジャン=ジャック・ルソー
ジャン=ポール・サルトル
荘子
ルキウス・アンナエウス・セネカ
ルネ・デカルト
老子
アルトゥル・ショーペンハウアー
セーレン・キェルケゴール
ブレーズ・パスカル
ヴォルテール
ジョン・ロック
ジョン・ラスキン
ウィリアム・ラッセル
トーマス・カーライル
ミシェル・ド・モンテーニュ
アルベルト・シュヴァイツァー
ウィリアム・ジェームズ

俳優・女優・タレント

ウディ・アレン
オードリー・ヘプバーン
キャメロン・ディアス
グレタ・ガルボ
チャールズ・チャップリン
マリリン・モンロー
明石家さんま
石田純一
いかりや長介
石橋貴明
上島竜兵
江頭2:50
有吉弘行
ローラ(ろーら)

芸術家・デザイナー

岡本太郎
ココ・シャネル
フィンセント・ファン・ゴッホ
パブロ・ピカソ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
アンディ・ウォーホル
ミケランジェロ・ブオナローティ
ジャン・コクトー
オーギュスト・ロダン

教育家・活動家

エレノア・ルーズベルト
フローレンス・ナイチンゲール
福澤諭吉
ヘレン・ケラー
津田梅子
アンソニー・ロビンズ

音楽家

ジョン・レノン
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ボブ・ディラン
ボブ・マーリー
マイケル・ジャクソン
美輪明宏
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
矢沢永吉
マイルス・デイヴィス

アスリート

アントニオ猪木
イチロー
王貞治
落合博満
長嶋茂雄
野村克也
本田圭佑
マイケル・ジョーダン
松岡修造
モハメド・アリ
アイルトン・セナ

実業家・経営者

ウォルト・ディズニー
渋沢栄一
スティーブ・ジョブズ
デール・カーネギー
ビル・ゲイツ
ヘンリー・フォード
本田宗一郎
松下幸之助
稲盛和夫
早川徳次
森平茂生
アンドリュー・カーネギー

科学者・発明家

アルベルト・アインシュタイン
ガリレオ・ガリレイ
チャールズ・ダーウィン
トーマス・エジソン
アイザック・ニュートン
野口英世

学者

エーリヒ・フロム
ピーター・ドラッカー
ジークムント・フロイト
マイケル・ポーター

宗教家

ジョセフ・マーフィー
マザー・テレサ
マルティン・ルター
トーマス・フラー

武将・軍人

織田信長
武田信玄
豊臣秀吉
徳川家康
上杉謙信
伊達政宗
ガイウス・ユリウス・カエサル
ナポレオン・ボナパルト
諸葛亮
宮本武蔵
山本五十六

幕末・明治維新

大久保利通
勝海舟
西郷隆盛
坂本龍馬
高杉晋作
吉田松陰

棋士

羽生善治
升田幸三
藤井聡太

まんが家

水木しげる

その他

アンネ・フランク
オプラ・ウィンフリー
斎藤茂太
手塚治虫
チャールズ・M・シュルツ

アニメ

新世紀エヴァンゲリオン

テーマ別

恋愛
結婚
失恋
人生
努力
癒し
孤独
誠実
幸福
後悔
道徳
自由
希望
不幸
成功
チャンス
後悔
醜悪
目標
真実
愛情
未来
信頼