21世紀へ向けて私たちはいつも、今後2年で起こる変化を過大評価し、今後10年で起こる変化を過小評価してしまう。無為に過ごしてはいけないんだ。
難しい仕事があるとき、私は怠け者に任せる。だって怠け者は、仕事を簡単に片づける方法を見つけ出すからね。
成功ってのは、やっかいな教師だ。やり手を臆病者に変えてしまうからね。
世間は、君の自尊心を気にかけてはくれない。世間は、君が自尊心を満たす前に、君が何かを成し遂げることを期待している。
テレビは、現実の世界ではない。実際には、人はコーヒーショップにいつまでもいられるわけはなく、仕事に行かなくてはいけないのだ。
成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ。
もしGMがコンピューター業界のように技術を追い求めていたのなら、私たちは、1ガロンで1,000マイル走行する、25ドルの車を運転していただろう。
人生には学期は無い。夏休みもないし、「自分探し」を手伝ってくれるような雇用主もほぼ皆無だ。
人生は公平ではない。そのことに慣れよう。
グーグルでも、アップルでも、フリーソフトでも、すばらしい競争相手だし、僕らの気を引き締めてくれるよ。
ノートパソコンの素晴らしいところは、どれだけ詰め込んでも、大きくなったり、重くなったりしないことだ。
あなたの顧客の中で一番不満をもっている客こそ、あなたにとって一番の学習源なのだ。
オタクには親切に。いつか彼らの下で働くことになるでしょうから。
自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ。
技術は単に道具に過ぎない。子供たちをともに勉強させ、動機付けを行なうには、先生こそが最も重要なのだ。
私は富を社会に還元せねばならぬと、10年ほど前に気がついた。想像できないほどの額の財産は、子供たちに継がせないほうがいい。彼らにとって建設的ではないからだ。
すべての子供をすばらしい方法で教育し、すべてのスラム街がきれいになるまで、やることがなくなることはない。
しばしば、直観が頼みの綱になる。
なぜファーストクラスに乗らないかって、だってエコノミーでも到着する時間は同じだろ。
ビジネスは非常に簡単だと思う。売上からコストを引けば、大きな黒字が出る。計算は極めて簡単だ。
私は物事をとことん突き詰めるのが好きなんだ。そうすれば、たいてい良い結果が出るから。
変化の速い産業で成功している企業は、カギとなるトレンドの最先端を行き、その新しい応用に価値を付加できる企業だ。
子供のころからたくさん本を読んで自分でものを考えろと言われて育った。両親は、本や政治や、その他いろいろなことについて、子供たちを交えて話し合った。
満点をとったことは自慢にならないよ。本当に大切なのは知識を丸暗記したり、教えられたとおりのことを答案に書くことではなくて、先を見る洞察力だ。
マイクロソフトの行動は非常に迅速だ。我々は顧客のニーズに応じて優先順位を決めている。
スピードこそが企業にとって最も重要になる。
同じ決断を二度するな。最初の決断に充分時間をかけて確固たる決断を下せば、同じ問題を二度考えずにすむ。
自分が出したアイデアを、少なくとも一回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想をしているとは言えない。
我々次第で会社がつぶれる可能性さえあるということを、常に念頭に置きながら毎日会社に来ている。常に気を引き締めて、重要な変化をもたらす革新的な研究に長期的な投資をしなければならないと考えている。
徹底的な話しあいは、ムダに終わることが多い。
私は5年間急成長する企業には驚かないが、20年、30年にわたって継続的に優れた成果を出している企業には非常に興味がある。要は、永続性のメカニズムが埋め込まれているかどうかなのだ。
リスクを引き受ける気があるなら、悪いニュースに多少目をつぶることは必要だ。不安はあっても、「上手くいく保証はないが、ベストを尽くしてみようじゃないか」というぐらいの勇気がなくてはならない。
私は起業家という言葉をいつも拒否してきました。「会社を始めよう、何の会社にしようか」では決して成功はないと思います。
若い人を優先的に雇っている理由は、若い人の方が向上心があるし、新しいアイデアがどんどん出てくるからだ。
人間にはものを考える時間が必要だ。
問題は未来だ。だから私は、過去を振り返らない。
成功の鍵は、的を見失わないことだ。自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することである。
一心不乱に働くこと、ベストを尽くすことが嫌だというなら、ここは君のいるべき職場ではない。
積極的に考え、積極的に行動する人ほど、積極的に遊び、積極的に心身を癒している。つまり、仕事が充実している人間ほど余暇も充実しているということだ。
人類史上の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって達成された。
最初から、我々の目標は「すべての机と、すべての家庭にコンピュータを」だった。
私は教える人間ではない。学ぶ人間だ。学ぶことが大好きな人たちと一緒に仕事ができることを大いに気に入っている。
成功の秘訣?それは大きなビジョンが持てるかどうかだよ。
必要なのは強力なチームだ。なぜなら、どんなに良く管理されようと、平凡なチームからは平凡な結果しか生まれないからだ。
この20年間は、信じられないような冒険の日々だった。
金持ちだからといって、それで得することはあまりない。