夢を捨ててはいけない
夢がなくても
この世にとどまることはできる
しかし
そんな君はもう生きることをやめてしまったのだ
自分を元気づける一番良い方法は
誰か他の人を元気づけてあげることだ
あなたの大きな夢を萎えさせるような人間には近づくな
たいしたことない人間ほど人の夢にケチをつけたがるものだ
真に器量の大きな人間は自分にも
成功できると思わせてくれる
彼は人を好きになることが好きだった
だから
人々は彼のことを好きだった
ビリヤードをまあまあ上手にプレーできるのは
紳士のしるしである
あまり上手すぎるのは
時間の使い方を間違えた人生のしるし
難しいのは友のために死ぬことではない
命をかけるだけの価値がある友を見つけることが難しいのだ
良書を読まない者は
良書を読む能力のない者と少しも変わるところがない
許しとは
踏みにじられたスミレの花が
自分を踏みにじったかかとに放つ香りである
我々が皆同じ考え方をしたからといって
それが一番いいということにはならない
競馬だって
意見の違いがあるからこそ成り立つのだ
友人たちが
「若く見えるよ」
と誉めだしたら
あなたが年をとったしるしだ
人類は一つのとても効果的な武器をもっている
それは笑いだ
正しい友人というものは
あなたが間違っているときに味方してくれる者のこと
正しいときには誰だって味方をしてくれるのだから
若いうちはどんなルールにも従っておくのが良い
どうせ歳をとればルールを破る力が手に入るのだから
新聞の中で
唯一
信頼できる事実が書かれているのは
広告である
勇気とは
恐怖に抵抗することであり
恐怖を克服することである
恐怖を抱かないことではない
死んだら葬儀屋も悲しんでくれるくらいに一生懸命生きよう
気の利いた即席のスピーチの準備には
大抵3週間以上かかる
優しさとは
耳の聞こえない者も聞くことができ
目の見えない者も見ることができる言葉なんだ
私に批判的な人たちが私のことを何と言おうと
彼らが
真実を語らない限りは気にしない
私は即座に答えることができて満足した
私は知らない
と言ったのだ
48歳より前に悲観主義者になる者は物事を知りすぎ
48歳を越えてもなお楽観主義者である者は物事を知らなさすぎる
新しいものを考えついた人も
それが
成功するまではただの変人にすぎない
禁煙なんて簡単さ
私はもう何千回もやめてきたのだから
もし腹をすかせた犬を拾って不
自由なく暮らせるようにしてやれば
噛んだりしないものだ
これが犬と人間の根本的な違いである
愛はもっともすばやく育つものに見える
だがもっとも育つのに遅いもの
それが愛なのだ
人間は誰でも月である
誰にも見せない暗い面を持っている
銀行家というのは
太陽が照っているときに自分の傘を差し出して
雨が降り始めるやいなや
それを返せと言うような奴だ
真実は小説より奇なり
なぜなら
フィクションは可能性を持っていなければならないが
真実はそうではない
健康を保つ唯一の方法は
食べたくないものを食べ
飲みたくないものを飲み
したくないことをすることだ
やっかいなのは
何も知らないことではない
実際は知らないのに
知っていると思い込んでいることだ
教育とは
うぬぼれた無知からみじめな曖昧さへの道である
洋服が人間をつくる
裸の人間は社会にほとんど
あるいはまったく影響力をもたない
人生で必要なものは無知と自信だけだ
これだけで
成功は間違いない
自分が多数派の側にいると気づいたら
もう意見を変えてもいいころだ
人をほめたら同時にものを頼んではいけない
ほめ言葉は無料でなければ価値がない
アダムこそは
気の利いた台詞を口にした時に
自分よりも先に同じことを言った者は一人もいないと確信できた唯一の人間である
正しいことに一生懸命挑戦するなら
人々の賛同を得られる
だが自分の賛同が得られれば
百人力である
アダムはリンゴを食べたかったから食べたのではない
禁じられていたからこそ
食べたのだ
誘惑に対する防御法はいろいろあるが
最も確実な方法は臆病になることだ
人間はカメレオンだ
その天性
法則によって
終始行く場所の色をおびる
カエルを二匹飲み込まねばいけないときは
大きい方から飲み込むこと
それと
あまり長いあいだ見つめないことだ
やったことは
例え失敗しても
20年後には
笑い話にできる
しかし
やらなかったことは
20年後には
後悔するだけだ
私がこれまで思い悩んだことのうち
98パーセントは取り越し苦労だった
わが国には
言葉では言い表せぬほど尊い宝物が三つある
それは
言論の
自由と良心の
自由とその両者を決して使おうとしない慎重さだ
私の本は水だ
偉大な天才の本はぶどう酒だ
しかし
みんなは水を飲む
先に進むための秘訣は
先に始めること
先に始めるための秘訣は
複雑で圧倒する仕事を扱いやすい小さな仕事に分解して
最初のひとつを始めることだ
毎年
数千人の天才が自分にも他人にも見出されることなく死んでいく
名声は霧
人気は偶然の出来事
この世でただ一つ確実なもの
それは忘却
勝者と敗者を分けるのは
一日5分間
考えるかどうかで決まる
友情という神聖な情熱は
実に美しく
揺るぎ無く
気高く
永続的な性質を持っている
だから
それは全生涯を通して存続するものだ
ただ
金を貸してくれとさえいわれぬ限り
世の中には地位を崇拝する人間もいるし
英雄を崇拝する人間もいる
また
権力を崇拝する人間もいるし
神を崇拝する人間もいる
そしてこうした架空のものをめぐって
彼らは議論をたたかわせている
しかし彼らの誰もが一様に崇拝しているのは
金だ
ユーモアの源泉は歓びにあるのではなく
悲しみにある
天国にはユーモアはない
人間とは
顔をあからめる唯一の動物である
あるいは
そうしなければならない唯一の動物である
私は文明という言葉が大嫌いだ
というのは
それは虚位を意味するからである