ムラサキシキブ(紫式部)の花言葉と誕生花
ムラサキシキブ(紫式部)(英語:Japanese beautyberry)
ムラサキシキブ(紫式部)の写真
シソ科ムラサキシキブ属のムラサキシキブ(紫式部)(学名:Callicarpa japonica)は別名をコムラサキ(子紫)、ミムラサキ(実紫)といいます。日本では紫式部と言った名前が付いており、日本、朝鮮、中国が原産地です。
開花時期は06月~07月。花色はピンク色。秋に出来る紫色の綺麗な果実は観賞用とされています。栽培品種の中には白実のシロシキブ(白式部)もある。
ムラサキシキブの花言葉(怖い意味)
ムラサキシキブの花言葉には「上品」や「知性」といったポジティブな意味が一般的ですが、「不安」や「隠された美」といった、やや怖いイメージを持つ花言葉もあります。特に「不安」は、ムラサキシキブの実が秋の終わりに熟し、枯れゆく季節に鮮やかに残る姿が、どこか切なさや儚さを感じさせることからつけられたのかもしれません。
ムラサキシキブの誕生花
ムラサキシキブは、11月の誕生花として知られています。この時期には鮮やかな紫色の実が成熟し、秋の庭を彩ることから、晩秋を象徴する花木の一つとされています。
ムラサキシキブの花の時期
ムラサキシキブの花は初夏、6月から7月にかけて咲きます。小さな白や薄紫色の花が、枝に密集して咲き誇る姿は控えめですが、とても繊細で美しいです。秋に実ができる前の、さりげない花の姿を楽しむことができます。
ムラサキシキブの実
ムラサキシキブの実は、秋の終わり頃、10月から11月にかけて紫色に熟します。その鮮やかな紫色は、他の植物が枯れゆく季節に一際目立ち、庭や公園に彩りを添えます。実は観賞用としても人気があり、冬が近づく頃まで楽しむことができます。
ムラサキシキブの名前の由来
ムラサキシキブという名前は、平安時代の女流作家・紫式部にちなんで名付けられました。紫色の美しい実が、彼女の優雅さや知性を象徴するかのように見えることから、江戸時代にこの名前が定着したと言われています。
- 英語
- Japanese beautyberry
- 学名
- Callicarpa japonica
- 和名/漢字
- 紫式部
- 別名
- コムラサキ(子紫)、ミムラサキ(実紫)
- 科属名
- シソ科ムラサキシキブ属
- 原産地
- 日本、朝鮮、中国
- 季節
- 秋の季節
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