エーデルワイスの花言葉と誕生花
エーデルワイス(英語:Edelweiss)

エーデルワイスの写真
キク科ウスユキソウ属のエーデルワイス(学名:Leontopodium alpinum)は別名をハナウスユキソウ(花薄雪草)、ウスユキソウ(薄雪草)、エーデルバイスといいます。日本ではセイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)と言った名前が付いており、ヨーロッパアルプスが原産地です。
アルプスなどの高山に自生する、キク科ウスユキソウ属の多年草。スイスとオーストリアの国花でもあるエーデルワイス。歌でも有名な花でドイツ陸軍山岳部隊の兵士を中心に歌われた歌です。映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌で聞いたことがあるのではないでしょうか。標高3,000m~3,500mの日当たりのよい岩場や草原に生育するなかなか見ることのできない貴重な花です。エーデルワイスという名前は、ドイツ語で高貴を意味する「edel(エーデル)」と白を意味する「weiß(ヴァイス)」が合わせて「edelweiss(エーデルワイス)」となりました。ヨーロッパでは純潔を象徴する花とされています。開花時期は05月~06月。花色は白色。
エーデルワイスの特徴
エーデルワイスは、高山植物であり、主にアルプス地方に自生しています。以下はエーデルワイスの特徴です。
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花の形状:エーデルワイスの花は、小さな白い星形の花びらが集まった球形の花序を持っています。
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花の色:花びらは白く、中心部に黄色の斑点があります。
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花の開花期:エーデルワイスの花は、夏の終わりから秋にかけて開花します。
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茎と葉の形状:エーデルワイスの茎と葉は、毛深くて灰色がかった緑色をしており、厚くて硬いです。葉は、細長く鋸歯状になっています。
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生息地:エーデルワイスは、高山の岩場や草地に生息しています。アルプス地方をはじめ、ヨーロッパの他の山岳地帯にも自生しています。
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絶滅危惧種:エーデルワイスは、乱獲や開発、気候変動などの影響により、絶滅が危惧されている植物の一つです。そのため、多くの国で保護されています。
エーデルワイスのいくつかの種類
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レオンハルト・フォン・シュヴァインフルトのエーデルワイス(Leontopodium alpinum subsp. alpinum):アルプス地方に自生するエーデルワイスの代表的な種類で、花は白色で、黄色い中心部が特徴です。
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ドイツ・エーデルワイス(Leontopodium nivale subsp. alpinum):ドイツに自生するエーデルワイスで、花は白色で、黄色い中心部があります。
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イタリア・エーデルワイス(Leontopodium nivale subsp. helveticum):イタリア北部からスイス、オーストリア、スロベニアにかけて自生するエーデルワイスで、花は白色で、中心部に黄色い斑点があります。
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フランス・エーデルワイス(Leontopodium nivale subsp. alpinum var. helveticum):フランスに自生するエーデルワイスで、花は白色で、中心部に黄色い斑点があります。
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スペイン・エーデルワイス(Leontopodium nivale subsp. alpinum var. pyrenaicum):スペインのピレネー山脈に自生するエーデルワイスで、花は白色で、中心部に黄色い斑点があります。
これらの種類は、花の形や色、分布地域などが異なることが特徴です。
- 花言葉
- 「崇高」 「初恋」 「思い出」 「初恋の感動」 「尊い記憶」 「勇気」 「大切な思い出」 「忍耐」
- 誕生花
- [02月19日][05月01日][05月03日][ 05月08日][06月19日][08月18日]
- 英語
- Edelweiss
- 学名
- Leontopodium alpinum
- 和名/漢字
- セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)
- 別名
- ハナウスユキソウ(花薄雪草)、ウスユキソウ(薄雪草)、エーデルバイス
- 科属名
- キク科ウスユキソウ属
- 原産地
- ヨーロッパアルプス
- 季節
- 春の季節
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